鬼のまち︕︖ 自然豊かな町で小学校合同野球教室開催︕
愛媛県南予地方の町・鬼北町は、日本全国の自治体で唯一「鬼」という文字が入る町。鬼ヶ城山系と呼ばれる1,000m級の山々に囲まれた中山間地域で、平地には田園風景が広がり、町の中心部を日本最後の清流と呼ばれる四万十川の最大支流広見川が貫流するなど、豊かな自然に恵まれている。
鬼北町では、2022 年7 月に愛媛で3 度目の開催となる「マイナビオールスターゲーム 2022」の啓発事業として、鬼北町の 2 つの小学校が合同で野球教室を実施。鬼北町立好藤小学校の全校児童 33 人と、鬼北町立三島小学校の児童 34 人が参加。児童たちは、県民球団の現役選手と一緒にストラックアウトやティーバッティング、キャッチボールなど「走る・投げる・打つ・捕る」といった野球の楽しさを体験した。
野球を身近に感じられる町、鬼北町
好藤小の高田治広校長と三島小の北岡聡美校長は、「鬼北町は野球が盛んなところ」と口をそろえる。
親やきょうだいにも野球に親しむ人が多く、身近に野球を感じられる環境があるとのこと。校長先生から感想を求められると、「キャッチボールでコツを教えてもらったので、まっすぐ投げられるようになった」「初めてだったけど、楽しかった。休み時間に練習したい」と笑顔。参加児童の中にはソフトボールや軟式野球の経験者も。
初心者も経験者も全児童が声を掛け合って応援する姿が見られ、県民球団の選手たちも指導に熱が入っていた。教室終了後は児童たち全員にマイナビオールスターゲーム 2022 in 愛媛のロゴ入りクリアファイルと缶バッチの参加賞が配られた。