PROJECT REPORT

ホッケー × 野球
オールスターゲーム盛り上げイベント

世界初︕︖ 野球とホッケーのコラボイベントでセ・パ対決

 松前町は、2017 年のえひめ国体に合わせて、日本ホッケー協会の公認人工芝競技場「松前町国体記念ホッケー公園 ホッケー場」(以下、ホッケー場)が整備されたことをきっかけに、ホッケーの聖地を目指したまちづくりを進めている。
そんな松前町が「マイナビオールスターゲーム2022」を盛り上げるべく企画したのは、野球の道具を使ってホッケーの試合を行う野球とホッケーのコラボイベント。
ボールの代わりに野球ボールを使い、キーパーは左手に野球のグローブ(ミット)を装着。NPB12 球団のユニフォームを着用した選手12 人がセ・リーグチームとパ・リーグチームに分かれ、ホッケーコート半面を使用して6 人制15 分1 本勝負に臨んだ。

野球ボールの扱いに苦戦しながらも、
繰り広げられた攻防戦

 会場のホッケー場周辺は、松前町特産のはだか麦の畑や田んぼが広がり、その間を時折JR 予讃線の車両が走るのどかなロケーション。
試合には町内にある県立伊予高等学校男子ホッケー部の2・3年生が参加。愛媛県民球団の選手2人が応援団に、松前町社会教育課ホッケー係長にして、元ホッケー日本代表選手の吉岡さんが審判となり試合開始。最初は、いつもと違うボールの扱いに苦戦し、ゴールを狙ったボールがフェンスを越えてしまう一幕も。それでも試合中盤には徐々に慣れてきた様子で、初ゴールを決めた瞬間には歓声があがった。チームで声を掛け合いながら、青い人工芝のコートで繰り広げられた攻防戦は3-2の1点差で、セ・リーグチームの勝利でゲームセット。試合後、「めっちゃ難しかったです」と苦笑いだった生徒たちは、お土産を手にうれしそうな笑顔を見せてくれた。

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