元プロ野球選手を招いて、初めての野球体験
愛媛の東側、西日本最高峰「石鎚山」の麓に広がる西条市は、名水「うちぬき」、だんじりが豪華絢爛な「西条まつり」など、個性が光る町。そして、スポーツ合宿の誘致にも力を注ぐ。その主要施設の一つが、グラウンド面積7200 ㎡の屋内運動場「ビバ・スポルティアSAIJO」だ。
この場所で一般社団法人野球・ソフトボール活性化委員会のご協力のもと、5 月14 日、4~6歳児を対象にした野球体験イベントが開催された。参加したのは40組80 人以上。指導には、愛媛出身の今井圭吾氏(写真右)と、高知出身の岡幸俊氏(写真左)の元プロ野球選手2人が登場。地元の神拝野球クラブスポーツ少年団の3~6年生12 人もスタッフとして加わった。
初めてボールを投げる、バットを持つという子も見られる中、今井氏の遠投や岡氏のバッティングのお手本では、「すごーい︕」と歓声が上がった。親子でキャッチボールなどに取り組み、バッティングにもトライ︕
初めての走攻守にドキドキ
チーム対抗の野球ゲーム
締めくくりは6チーム対抗戦。ベースを置いてダイヤモンドを作り、試合形式で行われた。打って、走って、守ってと、野球ゲームを楽しむ子どもたち。攻撃では打った後、ベースを回るのがちょっと難しかったものの、守備では「アウト︕」と声をそろえたり、熱中のあまり、ロングパイル人工芝の上でダイビングキャッチをする姿も見られた。
オールスターゲーム・西条まつりのコラボちょうちん
7月27 日の「プロ野球マイナビオールスターゲーム2022 in 愛媛」の開催が近づくこの日。会場には、西条まつりとコラボレーションでオールスターゲームをPRするちょうちんの展示物も設置された。その横で神拝野球クラブの少年たちは、参加記念品を手に帰路につく参加者をお見送り。「野球を続けてね」「チームに入って︕」など笑顔で呼びかけていた。